2013年11月26日火曜日

ゆるきゃらクラフト

先日、妻の東京在住の友達から
「会社の友人からブラック番長のクラフトがほしいって頼まれたんだけど」
と連絡あり
なんてマニアックな依頼だろうか…

なんでも最近、ゆるキャラの全国的な大会があったそうだね

こちらブラック番長。4,5ページの厚紙による本格版

ぬ~な、簡易版

ジオ丸、簡易版

おそらく地元でも知らないんじゃないかな、糸魚川のゆるキャラクラフト
東京から依頼がくるなんて、おもしろいね~(^^)




2013年11月16日土曜日

平成25年度「糸魚川市小・中学校PTA研修・懇談会」

11/16 土曜日 午後より
平成25年度「糸魚川市小・中学校PTA研修・懇談会」(主催 糸魚川市PTA連絡協議会)
テーマ:子供教育におけるPTAのかかわり と題して
糸魚川市役所の会議室で行なわれました。
※根知、大野小学校は不参加でした。

一番時間をとった各学校PTAの交流の時間では、小規模小学校の悩み、各小学校での交流がほとんどないこと、などの情報交換や良いアイデアが出て、なかなか充実した2時間でした。

自分の中で印象に残ったことは
・小学校間のPTA,親の交流をもっとしたいという声が多かった(楽しそう(^.^))。
・糸魚川市のようなところでは、少人数小学校を守ることが重要(地域づくり、維持のためにも)で、学区を越えて小学校に通えるようにするなどの工夫がないと、あと数年で3,4校、小学校がなくなり、地域も過疎化が加速し、より衰退に向かう((-_-;))これは行政、市議、地域全体でやらないと出来ないこと。
でした。

では今回の内容を紹介します。

①講和(15分)
テーマ:「糸魚川市子ども一貫教育」で家庭や学校に求められていること
糸魚川市教育委員会こども教育課 課長 池田修氏

②発表(20分)
テーマ:青海中学校PTAの活動紹介
糸魚川市立青海中学校PTA会長 卜部勝博氏

③懇談(60分)
6人ほどのグループ6つに分かれて、各校の状況について交流する。

④まとめ(10分)
各グループの懇談の様子を発表する。

という内容でした。

①のこども教育課長のお話しでは、行政での取り組みなどの説明がありました。
後半で平成25年度の全国学習状況調査の結果について説明がありましたが、
糸魚川市の小中学生は、「生活習慣」「家庭・地域との関わり」「自己肯定感」などが全国平均、新潟県平均より随分良いようです。気になるのは、中学生では、「家庭学習習慣(家庭で予習復習しているか等)」「国語への意欲、理解度」などが全国、県の平均を大きく下回るとのことでした。逆に中学生は算数では全国、県の平均を大きく上回ります。
小学校では大きく上回る事項が、中学生になると大きく下回るという現象、なぜだろう…

②では青海中学校のPTA組織、活動についての紹介でした。
全校生徒220人ほど。PTA組織も大きく、いくつもの委員会もありました。
※中学校では、学年別のPTA委員会もあるんですね。
一番大きなPTA主体の事業は秋の「親子ふれあい餅つき大会」とのこと。
私がいいなと思ったのは、
「各種検定クーポン」。500円分ですが全校生徒が、英検、漢検、数検、ジオパーク検定などに使用できるクーポン券を配布しているとのことでした。
また、もう一ついいなと思ったのは、学区の小学校4校のPTA役員との懇親会です(通称「4校会」)。これは糸魚川東中学校区でもやりたいなぁと思いました。


さて、メインイベントの③、懇談会。
私が参加したのはBグループ。能生小学校、南能生小学校、浦本小学校、能生中学校、上早川小学校の関係者の方々6名での構成です。

●小規模校の取り組み

・少人数小学校同士の交流として、南能生と木浦で交流している。上早川と浦本も1,2年生が年2回、相互の学校に行って交流している。
・大人数小学校との交流として、浦本は大和川と、上早川は下早川と4,5,6年生のときに年2回、大人数の小学校に行って交流している。この目的は、少人数だと、中学校行って急に大勢のところに入って戸惑うため、大人数でも慣れていくためというのが目的の一つ。効果がある。
大人数になれておくという目的では、例えば修学旅行も同じ中学校区の大人数小学校と一緒に行くというのも、効果的な対策ですね。
・南能生では、運動会を午前は小学校運動会、午後をそのまま同じ場所で公民館地区運動会として行なっている。

やはり、少人数の小学校のPTAの方は、中学校に行ったときの心配という同じ悩みを持っていました。
この懇談会では、「小学校合同でのスキー授業、運動会など合同行事で、大人数での体験、相互の事前交流をできるだけたくさん開く」「糸魚川市のように中山間地が多くいところは簡単に廃校を増やしてはいけない。学区に縛られず、少人数小学校に通いたい家庭、向いている子供で希望されている場合は、通えるように条例で対応する」「地区の習い事(能生では野球、バレー、バスケ、陸上、チアリーダーなと)を手軽に通えるようにして、他の小学校生徒との交流の場を増やす」
などのアイデアがでました。

あとは、新潟市では、陸上競技場を使って、市全体の6年生が一同に集まって運動会をする、などを行なっているという話もでました。
磯部小学校は少人数小学校だが、最近新しくした。その概観がどうみても小学校らしくなく高齢者施設のようだ。統合を見越して次の利用を考えているのだろうが、ちょっとあからさまでは…といった意見も(^_^;)


④のまとめのときに面白かった話題の一つは、能生中学校と磯部中学校が2年前に統合したが、旧磯部小学校生徒の成績が随分といいとのこと。理由は、磯部中学校は上越地区の高校受験をにらんで勉強するので、目標が明確であり、それが学力向上にかなり影響しているだろうとのこと。糸魚川市の高校は定員割れで、希望すれば入れる状態であり、そこが学力での差になっているのではないか。中学校では、もっと広い視野で目標を定めて勉強すべき、一つのヒントになっているというお話しがありました。


最後の閉会の挨拶にて、新潟県小中学校PTA研究会というPTAの大きな集まりが、来年は糸魚川市で行なわれるとのことでした。

以上です