ここ新潟県糸魚川市は山、川、森、海、自然に非常に恵まれた地域です。海抜0メートルから3000メートルまでの高低差をもち、美しい山々を有しています。糸魚川のどこに住んでも、山の豊かさはもちろん、車で15分ほどで海岸に着き、海の豊かさも気軽に味わえる。こんな場所は実は日本中でも珍しい。 そんな糸魚川市も高齢化、過疎化が進んでいます。 その対策として、他の多くの市町村と同じく、都市部と同じルールを進めようとしています。 これだけ自然があり、都市部ではどうやっても真似できない、自然との共生、本当の豊かさに気づけるための宝庫でありながら、今は、お金のルール、規模のルールに乗っている。 人が自分のペースで一生懸命はたらけば、安心して生活できる地域でありたい。 共同体本来の人の生きがいを実感できる生き方がせっかくできる地域なのですから。 自然のなかで、不便をいとわずに、大事なことを維持できる生き方、人が本来持っている力が目覚める地域。 そんな方向にいけたらいいなと模索し、考察を書いて行きたいと思っています。
2013年2月24日日曜日
地域活性化にお金は必要か?
地域活性化にお金は必要か?
今はまだ仕方がないかもしれない。
しかし、市、国からの補助金、助成金をあてにした地域活性化は続かないし成功しない。
糸魚川タイムズで記事になっている活性化対策も「お金」が視点になっている。 観光客を呼び込むことは本質ではないんだと思う(この点でいくと、地元の人が外に出て行かないですむ方向でまずは考えるべき。魅力があれば出て行かない。
それだけ魅力があれば、他から人も来る)
そもそも「お金」主義になりすぎている。少し落ち着いてお茶でもしながらじっくり考えてみれば、「お金をもうける、収入をふやす」ということにまずおかしいと思う。お金をもうける、貯金ができる、ということは、必要なお金以上にお金を手に入れるということ。全体で考えれば、この考え方で行くと、必ずお金が減っている人がどこかにいることになる。全員がお金をもうけて、貯蓄ができることはありえない(お金を刷ればいいがインフレになっていく)
今のお金の供給対策は、ほんの一時的な効果はあっても、結局お金は平等に流れず、たまるところに溜まっていくようにできているから、今の世の中のしくみだと、結局貧富の差がふえるだけ。
地域を活性化するためには、お金主義からの独立が必要なんだと思う。独立した上でお金主義の今の世の中のしくみをうまく利用する、そういうスタンスしかない。継続的に循環的な社会システムとしてもこれが必要ではないか。
どうすればいいのか?そのイメージはここ糸魚川の上早川に住んで1年近くたって、ぼんやりと描けてきている。
これを実現していきたい。いろんな人達とつながって、糸魚川を、上早川地域を、生き生きとして、みんなが心の底から安心して、心の底から笑って、幸福に生きていける地域にしていきたい。
(ん〜5年、10年で見えてくるといいなぁ、というか目指したい)
※生活基盤は行政が責任を持って維持管理しなくてはいけない。音頭取りは必要だが、それは「お金」が原点ではない。このことはまた別の機会で。
2013年2月15日金曜日
農的な生活
農的な生活、百姓仕事は、お金を稼ぐためだけの営みではない。
大地との一体化を感じ続けるため、自然を感じ、自分が自然の一部であることを 感じ、学び、思い出すための業(わざ)ではないか。 もちろん、お金を稼ぐ手段としては、「農業」としてそれはある。 食料を作ることを職業として行う人々とは全く別の次元で、 人は自分たちの食べるものの一部でも自分で作ることを、「食べるため」と同時 に一つの生命として営む必要があるのではないか。 それが当然の仕業として根を張っている地域として、糸魚川があるのはどうだろ うか。
2013年2月5日火曜日
雪は資源
2/3日曜日
糸魚川には、宝物がまだまだたくさんあるんだよなぁと実感。
ノルディックスキー大会がありました。
(場所は上早川の焼山ふれあいの里センター)
はじめてみましたが、素晴らしかった。
雪は雪かき、雪下ろしなど、負担ばかりを思いますが、
本当は資源だと感じました。
子どもたちも大人たちも、自然のなかで思いっきり参加していた。
冬に運動不足になることなんてないんだなぁ。
残念なのは、糸魚川市の市民スキー大会(アルペンは来週2/10日曜日にシャルマ
ンスキー場で行われる)であったのに、参加者が早川地区だけだったこと。
もっとノルディックスキーも糸魚川市のスポーツとして(実際昔は早川は全国的
な選手も輩出していた)、力を入れたほうがいいのではないかなと。
冬にこれだけおもいきり外でスポーツできる環境がある地域は貴重だ。
お金をかけなくても、人が生きる上で本当に必要なものはたくさんあるんだと思
いました。
糸魚川には、宝物がまだまだたくさんあるんだよなぁと実感。
ノルディックスキー大会がありました。
(場所は上早川の焼山ふれあいの里センター)
はじめてみましたが、素晴らしかった。
雪は雪かき、雪下ろしなど、負担ばかりを思いますが、
本当は資源だと感じました。
子どもたちも大人たちも、自然のなかで思いっきり参加していた。
冬に運動不足になることなんてないんだなぁ。
残念なのは、糸魚川市の市民スキー大会(アルペンは来週2/10日曜日にシャルマ
ンスキー場で行われる)であったのに、参加者が早川地区だけだったこと。
もっとノルディックスキーも糸魚川市のスポーツとして(実際昔は早川は全国的
な選手も輩出していた)、力を入れたほうがいいのではないかなと。
冬にこれだけおもいきり外でスポーツできる環境がある地域は貴重だ。
お金をかけなくても、人が生きる上で本当に必要なものはたくさんあるんだと思
いました。
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