2013年2月24日日曜日

地域活性化にお金は必要か?


地域活性化にお金は必要か?

今はまだ仕方がないかもしれない。
しかし、市、国からの補助金、助成金をあてにした地域活性化は続かないし成功しない。
糸魚川タイムズで記事になっている活性化対策も「お金」が視点になっている。 観光客を呼び込むことは本質ではないんだと思う(この点でいくと、地元の人が外に出て行かないですむ方向でまずは考えるべき。魅力があれば出て行かない。
それだけ魅力があれば、他から人も来る)

そもそも「お金」主義になりすぎている。少し落ち着いてお茶でもしながらじっくり考えてみれば、「お金をもうける、収入をふやす」ということにまずおかしいと思う。お金をもうける、貯金ができる、ということは、必要なお金以上にお金を手に入れるということ。全体で考えれば、この考え方で行くと、必ずお金が減っている人がどこかにいることになる。全員がお金をもうけて、貯蓄ができることはありえない(お金を刷ればいいがインフレになっていく)
今のお金の供給対策は、ほんの一時的な効果はあっても、結局お金は平等に流れず、たまるところに溜まっていくようにできているから、今の世の中のしくみだと、結局貧富の差がふえるだけ。

地域を活性化するためには、お金主義からの独立が必要なんだと思う。独立した上でお金主義の今の世の中のしくみをうまく利用する、そういうスタンスしかない。継続的に循環的な社会システムとしてもこれが必要ではないか。

どうすればいいのか?そのイメージはここ糸魚川の上早川に住んで1年近くたって、ぼんやりと描けてきている。
これを実現していきたい。いろんな人達とつながって、糸魚川を、上早川地域を、生き生きとして、みんなが心の底から安心して、心の底から笑って、幸福に生きていける地域にしていきたい。
(ん〜5年、10年で見えてくるといいなぁ、というか目指したい)

※生活基盤は行政が責任を持って維持管理しなくてはいけない。音頭取りは必要だが、それは「お金」が原点ではない。このことはまた別の機会で。

2013年2月15日金曜日

農的な生活

農的な生活、百姓仕事は、お金を稼ぐためだけの営みではない。
大地との一体化を感じ続けるため、自然を感じ、自分が自然の一部であることを
感じ、学び、思い出すための業(わざ)ではないか。
もちろん、お金を稼ぐ手段としては、「農業」としてそれはある。
食料を作ることを職業として行う人々とは全く別の次元で、
人は自分たちの食べるものの一部でも自分で作ることを、「食べるため」と同時
に一つの生命として営む必要があるのではないか。

それが当然の仕業として根を張っている地域として、糸魚川があるのはどうだろ
うか。

2013年2月5日火曜日

雪は資源

2/3日曜日
糸魚川には、宝物がまだまだたくさんあるんだよなぁと実感。

ノルディックスキー大会がありました。
(場所は上早川の焼山ふれあいの里センター)
はじめてみましたが、素晴らしかった。
雪は雪かき、雪下ろしなど、負担ばかりを思いますが、
本当は資源だと感じました。
子どもたちも大人たちも、自然のなかで思いっきり参加していた。
冬に運動不足になることなんてないんだなぁ。

残念なのは、糸魚川市の市民スキー大会(アルペンは来週2/10日曜日にシャルマ
ンスキー場で行われる)であったのに、参加者が早川地区だけだったこと。

もっとノルディックスキーも糸魚川市のスポーツとして(実際昔は早川は全国的
な選手も輩出していた)、力を入れたほうがいいのではないかなと。

冬にこれだけおもいきり外でスポーツできる環境がある地域は貴重だ。
お金をかけなくても、人が生きる上で本当に必要なものはたくさんあるんだと思
いました。