糸魚川。それにしても、自然か息づいている。
標高0メートルから3,000メートルまでを有している、独特の地域。世界ジオパークに認定されている特有の地域ならではの、「地球も生き物なんだな」と実感できる地域。
(地方に移住を考えている方々に、どうやったら知ってもらえるか…)
仕事の行き帰りの海沿いからの景色。日本海に沈む夕日。
早川橋からみる焼山や火打山の山並み。
根知谷、西海谷、能生谷もいいけど、なんといっても早川谷をのぼっていくときの、山並み、上早川に入るくらいからの(下早川小学校が見えるあたらいからの)鉾ヶ岳の雄大さ。
ため息がでる。1年たっても全然あきない。ますます感動する。
先日、早川橋からの山並みでは、雲が山の奥に真っ白い山並みをつくっていて、映画の特撮のような、壮大な風景となっていた(運転中なので気をつけて見ること)
天候、景色の変化も早く、表情が非常に豊か。
「地球も生き物なんだな」「大きな、巨大ないきものの中に自分は生きているんだな」と実感できる。
この地域はもともと輝いている。
ここ新潟県糸魚川市は山、川、森、海、自然に非常に恵まれた地域です。海抜0メートルから3000メートルまでの高低差をもち、美しい山々を有しています。糸魚川のどこに住んでも、山の豊かさはもちろん、車で15分ほどで海岸に着き、海の豊かさも気軽に味わえる。こんな場所は実は日本中でも珍しい。 そんな糸魚川市も高齢化、過疎化が進んでいます。 その対策として、他の多くの市町村と同じく、都市部と同じルールを進めようとしています。 これだけ自然があり、都市部ではどうやっても真似できない、自然との共生、本当の豊かさに気づけるための宝庫でありながら、今は、お金のルール、規模のルールに乗っている。 人が自分のペースで一生懸命はたらけば、安心して生活できる地域でありたい。 共同体本来の人の生きがいを実感できる生き方がせっかくできる地域なのですから。 自然のなかで、不便をいとわずに、大事なことを維持できる生き方、人が本来持っている力が目覚める地域。 そんな方向にいけたらいいなと模索し、考察を書いて行きたいと思っています。
2013年3月29日金曜日
2013年3月26日火曜日
糸魚川市の移住者の受入は
地方での新たな生活を望むIターン。
どこかいいところがないか、自然が豊かなところはないか、と探して糸魚川市を候補の一つにした人がいたとします。
ここがいいなと思って、まずは住む場所は確保できるかな、と調べますが、糸魚川市は結構大変です。
私の場合は、不動産屋にいくつか問い合わせ、糸魚川市が管理している空き家情報で調べましたが、なかなか見つけられませんでした。物件が少ない。
街中にはまだあるほうですが、地方移住を望む人たちの多くが希望する、自然豊か、農作業ができるところ、家賃はできるだけ安いところ、などの条件で探すと本当に見つけるのは困難です。
私は移住する前年の9月くらいから本格的に調べましたが、12月にほとんど断念しそうになりました。
地域活性化の重要な要素の一つ「人を減らさないこと、増やすこと」があります。
そのためには、①今既に住んでいる人の流出をふせぐこと、②Uターンを増やすこと がまずあると思います。
その次に、新たな移住者を呼び寄せることも大切なことです。
糸魚川市は、この「新たな移住者を呼び寄せる」ための対応が残念ながらあまりうまくいっていないように感じます。
いろいろ理由はあります。空き家情報がなかなかでてこないというのも市役所で聞きました。資金貸付制度も結局金融機関まかせなので、糸魚川市のこの制度はよいとはいえません。個人的な話ですが、私はこの貸付制度で大変不愉快な目に会いました(結局借りていません)。
思うに、移住者に住む場所を照会するしくみは、ちょっとした工夫で、もう少し上手くできるのではないでしょうか?
住む場所を提供しやすくする、おそらく一番の、埋もれた情報も出てきて、そしてお金が殆どかからない、その方法は、行政と各地域の自治団体、振興会の蜜なネットワークだと思います。
私が今の家に住めるようになったのは、一昨年の12月に上早川小学校にメールで問い合わせをし、住む場所が見つかりません…とお伝えしたところ、上早川振興会の会長さんを紹介してもらい、会長さんから、それならこの空き家はどうか?ということで、上早川小学校にメールをして1週間足らずで引越し先の具体的な情報を得ることができました。その後、実際に見学させていただいて、決まりました。
各地域では、空き家が増えてきて、管理も大変、壊すのも何百万円もかかる。一方で地方に引っ越して新しい人生を送りたいというIターンの人たちがいる。
もう少しうまくつながればいいな、と思います。
どこかいいところがないか、自然が豊かなところはないか、と探して糸魚川市を候補の一つにした人がいたとします。
ここがいいなと思って、まずは住む場所は確保できるかな、と調べますが、糸魚川市は結構大変です。
私の場合は、不動産屋にいくつか問い合わせ、糸魚川市が管理している空き家情報で調べましたが、なかなか見つけられませんでした。物件が少ない。
街中にはまだあるほうですが、地方移住を望む人たちの多くが希望する、自然豊か、農作業ができるところ、家賃はできるだけ安いところ、などの条件で探すと本当に見つけるのは困難です。
私は移住する前年の9月くらいから本格的に調べましたが、12月にほとんど断念しそうになりました。
地域活性化の重要な要素の一つ「人を減らさないこと、増やすこと」があります。
そのためには、①今既に住んでいる人の流出をふせぐこと、②Uターンを増やすこと がまずあると思います。
その次に、新たな移住者を呼び寄せることも大切なことです。
糸魚川市は、この「新たな移住者を呼び寄せる」ための対応が残念ながらあまりうまくいっていないように感じます。
いろいろ理由はあります。空き家情報がなかなかでてこないというのも市役所で聞きました。資金貸付制度も結局金融機関まかせなので、糸魚川市のこの制度はよいとはいえません。個人的な話ですが、私はこの貸付制度で大変不愉快な目に会いました(結局借りていません)。
思うに、移住者に住む場所を照会するしくみは、ちょっとした工夫で、もう少し上手くできるのではないでしょうか?
住む場所を提供しやすくする、おそらく一番の、埋もれた情報も出てきて、そしてお金が殆どかからない、その方法は、行政と各地域の自治団体、振興会の蜜なネットワークだと思います。
私が今の家に住めるようになったのは、一昨年の12月に上早川小学校にメールで問い合わせをし、住む場所が見つかりません…とお伝えしたところ、上早川振興会の会長さんを紹介してもらい、会長さんから、それならこの空き家はどうか?ということで、上早川小学校にメールをして1週間足らずで引越し先の具体的な情報を得ることができました。その後、実際に見学させていただいて、決まりました。
各地域では、空き家が増えてきて、管理も大変、壊すのも何百万円もかかる。一方で地方に引っ越して新しい人生を送りたいというIターンの人たちがいる。
もう少しうまくつながればいいな、と思います。
2013年3月17日日曜日
2013年3月11日月曜日
「お金」を稼ぐ
3/10日曜日に東京からのツアー客が味噌作り、麹造りの体験に参加しました。
上早川の焼山の里ふれあいセンターです。
糸魚川タイムズにも載っていましたが、とても好評だったそうです。いつもの恒例のお昼、名人たちの手作り料理も、持って帰りたいという声が多数聞かれたそうです。
(前日の準備の様子)
ちょっと注目したいのは、焼山の里ふれあいセンターでは、入り口で地元産の野菜果物などを直販しているのですが、それが飛ぶように売れたということです。
これは当然といえば当然です。
新鮮で美味しい野菜や手作り加工食品があり、しかも安い。
(糸魚川市を代表する直販所、食彩館に負けない品をより安く売ってるんですから)
でもいつもはなかなか売れないんですよね。積極的な広告を出しているわけでもないし、上りもちょっと地味だし、焼山温泉、笹倉温泉へいく旅行者で、この直販所のことを知っている人がちょくちょく買いに来るくらい。地元の人は自分でも作っているからほとんど買わないし。
都市部の人こそ、ターゲットとしてばっちりなんですよね。本当は。
東京の人が糸魚川の食べ物(野菜など農作物)を喜ぶ、欲する、望むのは、うちの妻の親兄弟、親戚や友人家族など東京の皆さんが、一度糸魚川に遊びに来て、食事をして、うちの畑の野菜を食べたたと、おみやげとして、食彩館やスーパーの地元野菜や海産物をたっぷり買っていくこと。帰ったあとも、これ送って、あれ送ってと熱烈なファンになることからも、ほぼ確信している。
今回はまめっこクラブの体験で、混じりっけなし、添加物なしの食べ物を作り、味わい、心身すべてで美味しさを味わったあとに、直販コーナーを改めて見たら、それは買うでしょう。
地域活性化には、まずは「お金」主義のルールに束縛されない、地域内で成り立つしくみを作る(都市部に左右されない、地産地消、地域自給自足、地域通貨利用など)、そのうえで「お金」主義の仕組みを利用する。
非常に強力な武器があるんですよね、糸魚川にも。(しかも唯一ではなくて、いくつかありそうです)。
ささやかながら、私も今年は、どれだけ通用するのか、ささやかながら実験してみます。
いままでもうすでにたくさんやっているであろうネットを利用した糸魚川産の売り込み、まだまだ未踏の可能性があるように感じます。楽しい挑戦です。
上早川の焼山の里ふれあいセンターです。
糸魚川タイムズにも載っていましたが、とても好評だったそうです。いつもの恒例のお昼、名人たちの手作り料理も、持って帰りたいという声が多数聞かれたそうです。
(前日の準備の様子)
ちょっと注目したいのは、焼山の里ふれあいセンターでは、入り口で地元産の野菜果物などを直販しているのですが、それが飛ぶように売れたということです。
これは当然といえば当然です。
新鮮で美味しい野菜や手作り加工食品があり、しかも安い。
(糸魚川市を代表する直販所、食彩館に負けない品をより安く売ってるんですから)
でもいつもはなかなか売れないんですよね。積極的な広告を出しているわけでもないし、上りもちょっと地味だし、焼山温泉、笹倉温泉へいく旅行者で、この直販所のことを知っている人がちょくちょく買いに来るくらい。地元の人は自分でも作っているからほとんど買わないし。
都市部の人こそ、ターゲットとしてばっちりなんですよね。本当は。
東京の人が糸魚川の食べ物(野菜など農作物)を喜ぶ、欲する、望むのは、うちの妻の親兄弟、親戚や友人家族など東京の皆さんが、一度糸魚川に遊びに来て、食事をして、うちの畑の野菜を食べたたと、おみやげとして、食彩館やスーパーの地元野菜や海産物をたっぷり買っていくこと。帰ったあとも、これ送って、あれ送ってと熱烈なファンになることからも、ほぼ確信している。
今回はまめっこクラブの体験で、混じりっけなし、添加物なしの食べ物を作り、味わい、心身すべてで美味しさを味わったあとに、直販コーナーを改めて見たら、それは買うでしょう。
地域活性化には、まずは「お金」主義のルールに束縛されない、地域内で成り立つしくみを作る(都市部に左右されない、地産地消、地域自給自足、地域通貨利用など)、そのうえで「お金」主義の仕組みを利用する。
非常に強力な武器があるんですよね、糸魚川にも。(しかも唯一ではなくて、いくつかありそうです)。
ささやかながら、私も今年は、どれだけ通用するのか、ささやかながら実験してみます。
いままでもうすでにたくさんやっているであろうネットを利用した糸魚川産の売り込み、まだまだ未踏の可能性があるように感じます。楽しい挑戦です。
地域活性と小学校の学区、統廃合など
地域に人が少なくなってくると、子供も少なくなる。
そして小学校の統廃合の話がでる。
糸魚川市でも今井小学校が今年度で糸魚川小学校と統合する。
上早川小学校でも、先日のPTA総会で統合の話が出ました。
少人数教育がよくて、一人になっても小学校は残してほしいと思う保護者がいると同時に、
1学年一人では子供がかわいそうだ、勉強も心配だ、とある程度の規模の小学校へ統合してほしいという保護者もいる。
子供を思う気持ちは一緒だし、お互いの気持ちもそれぞれ理解したうえで、その子供のための方法が異なる。
人口が減っている地域では避けて通れない問題。
地域が本当に活性化を望むなら、地方でこのような状況になっているところでは学区の撤廃といいますか、希望の小学校にいける条例をつくってはくれないだろうか。
昨年亡くなった上早川小学校の校長先生は少人数教育の重要性をずっと話されていました。「長野県では、一人でも生徒がいれば廃校にしない。一人もいなくなっても廃校にしない。休校にする。そしてまた新しい子供が入学するときに再び小学校を再開する。教育に対する行政の姿勢、思想がちがう」という内容の話がとても印象に残っています。
私は個人的には、少人数教育が本来の教育であり、ひとクラス5,6名の規模がいいのかな、と思っています。上早川小学校もずっと残って欲しい。
しかし、確かに10名に満たない少人数の学校へこれから入学する小さな子どもをもつ親御さんの気持ちもわかる。自分にもこれから子供ができて、その子がはいる小学校に同学年生や前後の学年の生徒がいなかったら、心配になるかもしれない。
なので、学区を撤廃することが可能ならば、糸魚川市ではそうしてほしい。それによって、少人数の学校がさらに少なくなる可能性は高いが、地域活性とはなにか、学校とは何か、真剣に考え、思想を持ってすすめていくのであれば、様々な別の可能性も見えてくると思います。
※今年は、PTAとしてか、個人としてか、いずれにしても行政への要望活動をすることになると思います。
そして小学校の統廃合の話がでる。
糸魚川市でも今井小学校が今年度で糸魚川小学校と統合する。
上早川小学校でも、先日のPTA総会で統合の話が出ました。
少人数教育がよくて、一人になっても小学校は残してほしいと思う保護者がいると同時に、
1学年一人では子供がかわいそうだ、勉強も心配だ、とある程度の規模の小学校へ統合してほしいという保護者もいる。
子供を思う気持ちは一緒だし、お互いの気持ちもそれぞれ理解したうえで、その子供のための方法が異なる。
人口が減っている地域では避けて通れない問題。
地域が本当に活性化を望むなら、地方でこのような状況になっているところでは学区の撤廃といいますか、希望の小学校にいける条例をつくってはくれないだろうか。
昨年亡くなった上早川小学校の校長先生は少人数教育の重要性をずっと話されていました。「長野県では、一人でも生徒がいれば廃校にしない。一人もいなくなっても廃校にしない。休校にする。そしてまた新しい子供が入学するときに再び小学校を再開する。教育に対する行政の姿勢、思想がちがう」という内容の話がとても印象に残っています。
私は個人的には、少人数教育が本来の教育であり、ひとクラス5,6名の規模がいいのかな、と思っています。上早川小学校もずっと残って欲しい。
しかし、確かに10名に満たない少人数の学校へこれから入学する小さな子どもをもつ親御さんの気持ちもわかる。自分にもこれから子供ができて、その子がはいる小学校に同学年生や前後の学年の生徒がいなかったら、心配になるかもしれない。
なので、学区を撤廃することが可能ならば、糸魚川市ではそうしてほしい。それによって、少人数の学校がさらに少なくなる可能性は高いが、地域活性とはなにか、学校とは何か、真剣に考え、思想を持ってすすめていくのであれば、様々な別の可能性も見えてくると思います。
※今年は、PTAとしてか、個人としてか、いずれにしても行政への要望活動をすることになると思います。
2013年3月4日月曜日
若者の参加
先日もあるグループの会長さんと話しをする機会があった。
「地域の活性化には、若者がもっと参加しなくてはいけない。我々年寄りではなく、若者中心にならないといけない」
この会長は70代前半です。
私の同じ世代(40代前半)の息子さんがいるので
「息子さんは参加されるのですか?」
「ん?うちの息子は勤め人だから無理なんだわ」
本当は地域の活性化に、地元に根ざした活動に一番参加しなくてはならない若い世代が参加できていない大きな理由の一つがここにある。
かくいう私もサラリーマンをやっている今は、仕事休みの日曜日に活動するのが中心。家族との時間も休みの日にとることになる。
この問題は「お金」の問題にも関わっている。
地域活性の課題の本質につながることです。
「地域の活性化には、若者がもっと参加しなくてはいけない。我々年寄りではなく、若者中心にならないといけない」
この会長は70代前半です。
私の同じ世代(40代前半)の息子さんがいるので
「息子さんは参加されるのですか?」
「ん?うちの息子は勤め人だから無理なんだわ」
本当は地域の活性化に、地元に根ざした活動に一番参加しなくてはならない若い世代が参加できていない大きな理由の一つがここにある。
かくいう私もサラリーマンをやっている今は、仕事休みの日曜日に活動するのが中心。家族との時間も休みの日にとることになる。
この問題は「お金」の問題にも関わっている。
地域活性の課題の本質につながることです。
2013年3月2日土曜日
うまいもん
つくづく思うのは、ここ糸魚川での食べ物のうまさです。
昨日は、近所のおばさんがくれたかぼちゃを使った料理と、まめっこクラブの味噌で作った味噌汁。
かぼちゃは驚く甘さ。味噌はやさしいホッと安心するうまさ。
毎日食べるお米も毎日、夕飯中に「うまい!」といっては家族に「でたでた」と笑われるけど、慣れることなく、毎日感激する。
高校卒業まで、当たり前のように食べていたお米、魚、野菜、水が本当は当たり前ではなかったことを、都市部に引っ越してから衝撃的に気づいた。引っ越したアパートの水が飲めなかった。水道の水が飲めないことがショックだった。(最近は糸魚川市でも昔と水が変わったと言われますが、まだまだずっとおいしいです)
糸魚川に戻ってきて、いろんな集まりの中で、同世代(40代。30代、50代も)で一度都市部に行って戻ってきている人が思いの外いることに気づきました。決まって「やっぱり糸魚川って、宝の山だよね」と盛り上がります。
他のところを経験してはじめて「比べる」ことができる、自分の住んでいる地域の良さ(または問題)に気づける場合もあるんだなぁと、そのたびに実感する。
そして、間違いなく、「食」の面で、糸魚川は素晴らしく「うまい」!本当にうまい!おいしい。
※
昨年は6家族、東京から遊びにきてくれましたが、いや~うまい、おいしい、の連続でした。
うちのかみさんの実家が東京ですが、こちらに来たときは、スーパーや食彩館の野菜や加工品をおみやげにたくさん買っていきます。普通に東京でも買えるにんにくや何やら、東京(八王子は結構農家もいるのだけれど)地元産どころか、日本産もなかなか陳列されない商品もあり、こちらの味を知ったあとは、「送ってくれ、送ってくれ」と連絡がきます。
食については書くことがたくさんあります・・・本当に味が違う。体の調子も良くなったと思う。
昨日は、近所のおばさんがくれたかぼちゃを使った料理と、まめっこクラブの味噌で作った味噌汁。
かぼちゃは驚く甘さ。味噌はやさしいホッと安心するうまさ。
毎日食べるお米も毎日、夕飯中に「うまい!」といっては家族に「でたでた」と笑われるけど、慣れることなく、毎日感激する。
高校卒業まで、当たり前のように食べていたお米、魚、野菜、水が本当は当たり前ではなかったことを、都市部に引っ越してから衝撃的に気づいた。引っ越したアパートの水が飲めなかった。水道の水が飲めないことがショックだった。(最近は糸魚川市でも昔と水が変わったと言われますが、まだまだずっとおいしいです)
糸魚川に戻ってきて、いろんな集まりの中で、同世代(40代。30代、50代も)で一度都市部に行って戻ってきている人が思いの外いることに気づきました。決まって「やっぱり糸魚川って、宝の山だよね」と盛り上がります。
他のところを経験してはじめて「比べる」ことができる、自分の住んでいる地域の良さ(または問題)に気づける場合もあるんだなぁと、そのたびに実感する。
そして、間違いなく、「食」の面で、糸魚川は素晴らしく「うまい」!本当にうまい!おいしい。
※
昨年は6家族、東京から遊びにきてくれましたが、いや~うまい、おいしい、の連続でした。
うちのかみさんの実家が東京ですが、こちらに来たときは、スーパーや食彩館の野菜や加工品をおみやげにたくさん買っていきます。普通に東京でも買えるにんにくや何やら、東京(八王子は結構農家もいるのだけれど)地元産どころか、日本産もなかなか陳列されない商品もあり、こちらの味を知ったあとは、「送ってくれ、送ってくれ」と連絡がきます。
食については書くことがたくさんあります・・・本当に味が違う。体の調子も良くなったと思う。
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