地域に人が少なくなってくると、子供も少なくなる。
そして小学校の統廃合の話がでる。
糸魚川市でも今井小学校が今年度で糸魚川小学校と統合する。
上早川小学校でも、先日のPTA総会で統合の話が出ました。
少人数教育がよくて、一人になっても小学校は残してほしいと思う保護者がいると同時に、
1学年一人では子供がかわいそうだ、勉強も心配だ、とある程度の規模の小学校へ統合してほしいという保護者もいる。
子供を思う気持ちは一緒だし、お互いの気持ちもそれぞれ理解したうえで、その子供のための方法が異なる。
人口が減っている地域では避けて通れない問題。
地域が本当に活性化を望むなら、地方でこのような状況になっているところでは学区の撤廃といいますか、希望の小学校にいける条例をつくってはくれないだろうか。
昨年亡くなった上早川小学校の校長先生は少人数教育の重要性をずっと話されていました。「長野県では、一人でも生徒がいれば廃校にしない。一人もいなくなっても廃校にしない。休校にする。そしてまた新しい子供が入学するときに再び小学校を再開する。教育に対する行政の姿勢、思想がちがう」という内容の話がとても印象に残っています。
私は個人的には、少人数教育が本来の教育であり、ひとクラス5,6名の規模がいいのかな、と思っています。上早川小学校もずっと残って欲しい。
しかし、確かに10名に満たない少人数の学校へこれから入学する小さな子どもをもつ親御さんの気持ちもわかる。自分にもこれから子供ができて、その子がはいる小学校に同学年生や前後の学年の生徒がいなかったら、心配になるかもしれない。
なので、学区を撤廃することが可能ならば、糸魚川市ではそうしてほしい。それによって、少人数の学校がさらに少なくなる可能性は高いが、地域活性とはなにか、学校とは何か、真剣に考え、思想を持ってすすめていくのであれば、様々な別の可能性も見えてくると思います。
※今年は、PTAとしてか、個人としてか、いずれにしても行政への要望活動をすることになると思います。
統廃合の結果は子供が大きくならないとわからないと思う。子供によってそれぞれある…。
返信削除私的には、学校は小さい社会だから少人数はどうかなと思う。
そうですね、子供によって、よりその子にあった環境があると思います。
削除子供が大きくなった時に、もっと大人数(少人数)の学校がよかった、というのはわからないような気もします(やり直せないですし)。私は糸魚川小学校の最も人数が多かった時代に通っていましたが(1500人くらいかな…東小と分割する直前)、私にとって少人数が良かったかどうかはわかりません。
小学校、中学校のそれぞれの時代に学校に何を求めるのか、地域は子供に何ができるか、家族の役割は、という話しもあると思うのですが、一番欲しいのは、せめて小学校には選択の余地が欲しいとことです。
少人数、大人数、中人数、それぞれの良さがあり、できることなら、親が全身全霊で思い、よかれと思う学校に通わせてあげられれば、と思います。