3/10日曜日に東京からのツアー客が味噌作り、麹造りの体験に参加しました。
上早川の焼山の里ふれあいセンターです。
糸魚川タイムズにも載っていましたが、とても好評だったそうです。いつもの恒例のお昼、名人たちの手作り料理も、持って帰りたいという声が多数聞かれたそうです。
(前日の準備の様子)
ちょっと注目したいのは、焼山の里ふれあいセンターでは、入り口で地元産の野菜果物などを直販しているのですが、それが飛ぶように売れたということです。
これは当然といえば当然です。
新鮮で美味しい野菜や手作り加工食品があり、しかも安い。
(糸魚川市を代表する直販所、食彩館に負けない品をより安く売ってるんですから)
でもいつもはなかなか売れないんですよね。積極的な広告を出しているわけでもないし、上りもちょっと地味だし、焼山温泉、笹倉温泉へいく旅行者で、この直販所のことを知っている人がちょくちょく買いに来るくらい。地元の人は自分でも作っているからほとんど買わないし。
都市部の人こそ、ターゲットとしてばっちりなんですよね。本当は。
東京の人が糸魚川の食べ物(野菜など農作物)を喜ぶ、欲する、望むのは、うちの妻の親兄弟、親戚や友人家族など東京の皆さんが、一度糸魚川に遊びに来て、食事をして、うちの畑の野菜を食べたたと、おみやげとして、食彩館やスーパーの地元野菜や海産物をたっぷり買っていくこと。帰ったあとも、これ送って、あれ送ってと熱烈なファンになることからも、ほぼ確信している。
今回はまめっこクラブの体験で、混じりっけなし、添加物なしの食べ物を作り、味わい、心身すべてで美味しさを味わったあとに、直販コーナーを改めて見たら、それは買うでしょう。
地域活性化には、まずは「お金」主義のルールに束縛されない、地域内で成り立つしくみを作る(都市部に左右されない、地産地消、地域自給自足、地域通貨利用など)、そのうえで「お金」主義の仕組みを利用する。
非常に強力な武器があるんですよね、糸魚川にも。(しかも唯一ではなくて、いくつかありそうです)。
ささやかながら、私も今年は、どれだけ通用するのか、ささやかながら実験してみます。
いままでもうすでにたくさんやっているであろうネットを利用した糸魚川産の売り込み、まだまだ未踏の可能性があるように感じます。楽しい挑戦です。
まめっこクラブさん、目標とかあるんでしょうか?
返信削除いや~どうなんでしょう。
削除この前の体験でお昼に会長の大島さんや副会長さんと話していたところでは、地元の材料を使って何かを作っていくことを広めたいという目的で始めたとのお話しでした。その目標は立派に達成し続けているのではないでしょうか。
あと、手を広げていけばたくさん売れることはわかっているけど、今が精一杯とのことでした。お話していて、製品化(大島さんのたくあんは本当に絶品で、東京からのツアー客からも売って欲しいとせがまれたそうです)するといろいろ面倒なことが多くてやっていない、とおっしゃっていました。
私は、見聞きしているかぎりですが、今の活動内容が、継続していくうえで、いい形なのではないかな、と感じました。